火災警報器の設置

平成18年に消防法が改正され、新築住宅・既設住宅すべての住宅に火災警報器の設置が義務図けられました。
八代市では平成23年6月1日からすべての住宅に火災警報器の設置が義務づけられていて、義務化になって8年ほど経過しています。

■どこに設置しないといけないの??

基本的には家族が寝る部屋に設置することが義務づけられています。

よく設置しないといけないと思われるのは、火を使うキッチンと思われる方が多いのですが、あくまで火事を知らせてくれるものなので、寝ている部屋に設置していち早く気づき逃げ遅れを防ぐ目的があります。

(住宅の火災による死者は逃げ遅れが多く、全体の約6割ほどを占めるそうです。)

■火災警報器の種類は??

いち早く気づくことが大事なので、寝室の場合は煙感知式のものを設置する必要があります。

煙は空気に乗って回るので、火事を早期に発見することができます。

 

警報器には熱式のものもありますが、こちらは部屋が全体的に狭かったりして、調理中の蒸気や煙がこもりやすい場合にしようします。

なので、煙感知式が一般的といえます。

 

 

 

 

■点検は必要なの??

警報器の寿命は約10年といわれています。

義務化されてすでに8年ほど経過しているので、作動するのかどうかは確認してみられてもよいかもしれません。

警報器にひもがついている場合はひもを引っ張れば音が鳴ります。

正常であれば、停止ボタンがあるのでそれを押すと音が止まります。

ボタン式の場合はボタンを押すと音が鳴り、再度ボタンを押すと音が止まります。

 

蒸気の動作をして音が鳴らなかった場合は、電池切れか、故障の可能性がありますので、賃貸住宅にお住まいの方はご連絡いただいた方がよいかもしれません。

持ち家にお住まいの方は、ナフコなどにも販売されていますので、そちらで購入ただくか、専門の業者さんもおられますので、そちらにご連絡されてみた方がよいかもしれません。

また、警報器の音は大きいので、鳴らしてみてびっくりしてパニックになる方もおられます。

その時は落ち着いて作業をしてください。

最悪本体をくるっと回せば壁や天井から外れますので、電池を抜けば大丈夫です。