住宅ローン控除を受けるための手続き

マイホームを購入するときに多くの人がローンを組んで購入すると思います。

ローンを組んで購入した場合に、一定の要件を満たせば、年末のローンの残高に応じて税金が返ってくる制度があります。

それが「住宅ローン控除」です。

では、

どうすれば住宅ローン控除を受けれるのか??

 

 

 

 

 

 

 

会社員だと、年末調整の手続きを会社でしてもらえますが、住宅ローン控除を受けるためには自分で確定申告をしなければいけません。

確定申告はどうすればよいの??

自身で書類に記入して手続きする方法と、電子申告(e-tax)で手続きする方法があります。

自身で書類を記入する場合は税務署等で書類を入手したりする必要があります。

 

電子申告(e-tax)で手続きする方法は、国税庁のホームページに確定申告作成コーナーというのがありますので、そこから手続きができるようになっています。

確定申告作成コーナー

住宅ローン控除はその年の住宅ローン残高の1%が還付され、今は期間も13年間なので、要件を満たす方は手続きをお忘れなく!!


~住宅ローン控除を受けるための条件~

新築住宅を購入した場合

1,控除を受ける人が引き渡しの日から6カ月以内に居住すること

2,床面積が50㎡以上であること

3,居住用と居住用以外の部分(店舗等)があるときは、床面積の2分の1以上が居住用であること。(この場合は居住用部分のみが控除の対象となります)

4,所得が3000万円以下であること

5,住宅ローンの返済期間が10年以上であること

注意が必要なのが、住み替えの場合は控除を受ける条件を満たしていても控除を受けれない場合もあります。

→ 3000万円までの売却益について非課税となる3000万円の特別控除や、所有期間が10年超の居住用財産を譲渡した場合の軽減税率の特例を受けていた場合


~中古住宅の場合~

新築住宅を購入した場合の1~3の条件を満たすことプラス

・建築されてから20年(耐火建築物の場合は25年)以内の家屋であること

・築年数にかかわらず新耐震基準に適合することが証明されたもの又は、既存住宅売買瑕疵担保責任保険に加入しているもの(その家屋の取得の日前2年以内に保険契約の締結をしたものに限る)

いずれのどちらかに該当することが条件となります。