たばこへの憧れ 遠い昔

という見出しの記事が本日の熊日新聞に掲載されていました。
以前は、「紫の煙」をくゆらせる姿にあこがれる若者が多かったそうですが、認識が大きく変わったそうです。

熊本市内の老舗たばこ店オーナーによると「平成に入ったころからお客の反応が厳しくなった」そうで、手売りのお店も少なくなったそうです。

以前は病院でもどこでも吸えたたばこ。
現在は分煙化は当たり前、指定の場所以外では吸ってはいけない、居酒屋や飲食店でも禁煙のお店が増えてきました。

賃貸住宅でもたばこのヤニやにおいに対しては厳しい判断がなされます。
たばこは「善管注意義務違反」となり、修繕や改修費用は100%借主負担となります。
通常使用範囲内でしたら費用負担は基本的には清掃代のみの請求になるのですが、たばこを室内で吸っていたら、そのお部屋の壁紙は全面張り替えとなることが多いです。
金額も10万円単位になることもあります。

また、以前はバルコニーで吸われる方が多かったのですが、バルコニーで吸っていても今は「洗濯ものににおいがつくからやめてほしい」といわれる方も多いです。
私たちも「たばこはバルコニーで吸ってください」とは言えなくなりました。

現在は駐車場で吸われる方や、建物から少し離れて吸われる方が多いようです。

値上がりしたり、据える場所が限られたりタバコを吸われる方には厳しい世の中になってしまいました。